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自己啓発に取り組もう

葛井信行

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テーマ:考え方・姿勢と自己啓発

2026年が始まりました。本年もよろしくお願いいたします。

新しい年を迎え、「今年こそは」と自己啓発や学び直しの目標を立てた方も多いのではないでしょうか。
今回は、その「自己啓発」について考えてみたいと思います。

1.自己啓発とは

自己啓発とは、「自らの意思で能力開発や精神的な成長を目指す活動」のことを指します。
目的は、個人の成長と能力向上です。

一言でいえば、自主的に学ぶこと
誰かに強制されるのではなく、自分で選び、自分の意思で取り組む点が特徴です。

2.自己啓発の方法

自己啓発の方法には、さまざまなものがあります。

  ・ 書籍を読む
  ・ CDやオーディオブックを聴く
  ・ eラーニングを活用する
  ・ 講演会・講習会・セミナーに参加する
  ・ 通信教育を受講する
  ・ 夜間・週末講座を受講する

自分の生活スタイルや目的に合った方法を選ぶことが大切です。

3.自己啓発の三大障壁

学習を始める際に、
「長い間勉強していないが、今さら大丈夫だろうか」
「自分にできるだろうか」
といった不安を感じる方は少なくありません。

しかし、実はこれらは大きな問題ではありません。
人は年齢を重ねると記憶力は低下しますが、その一方で理解力は高まるといわれています。
学習で本当に大切なのは、暗記ではなく理解です。私自身、通信教育を受講しましたが、年齢が障害になることはありませんでした。

自己啓発の主な障壁となるのは、次の三つです。

  ① 時間:どうやって学習時間を確保するか
  ② 費用:学習にかかる費用をどうするか
  ③ モチベーション:やる気を維持できるか
 

(1)時間

まず前提として、次の点を押さえておく必要があります。

  ・ 誰にとっても、1日は24時間。何かを削らなければ新しい時間は生まれない
  ・「隙間時間」の活用は、実はうまくいかないことが多い
    (隙間時間はあてにできず、心身を回復させるための大切な休息時間でもあります)

重要なのは、時間の棚卸しです。
日々の時間を次の三つに分けて考えます。

  ① 必要な時間
  ② 減らしてもよい時間
  ③ 無くすことができる時間

この中から学習時間を捻出します。
なお、家族サービスの時間はできるだけ減らさない方がよいでしょう。ここを削ると、家族の理解や協力が得られなくなる恐れがあります。
 

(2)費用

学習費用の負担方法には、主に次の三つがあります。

  ① 無料:無料セミナーや社内勉強会の活用
  ② 補助金・助成金の利用:会社補助による外部講習の受講など
  ③ 全額自己負担(自腹)

①と②は金銭的なハードルが低いという利点がありますが、
学習内容の選択肢が限られ、やらされ感が出やすく、身につきにくい場合もあります。

一方、③全額自己負担の場合は、
自分が本当に学びたい内容を選べ、費用を払っている分、真剣に取り組みやすくなります。
その反面、金銭的な負担が大きく、手配や手続きも自分で行う必要があります。

学びたい内容や目的、そして経済状況を踏まえて選ぶのがよいでしょう。
 

(3)モチベーション

学習を続けるうえで、最も大きな課題がモチベーションの維持です。
始めた当初は高かったやる気も、時間の経過とともに低下し、挫折してしまうこともあります。

モチベーションを維持するためには、次の三点が重要です。

  ① 目的を明確にし、目標を設定する
  ② 学習計画を立てる(予定や期限を決める)
  ③ 一生懸命に学んでいる姿を家族に見せ、協力を得る

なお、自己負担で学習する場合は、「支払った費用の元を取りたい」という意識が働くため、モチベーションは高く保たれやすい傾向があります。

4.最後に

社会の変化が激しい現在、学生時代やこれまでの仕事で身につけた知識だけでは対応しきれなくなってきています。
近年、「リスキリング」や「リカレント教育」といった言葉を耳にする機会も増えましたが、いずれも前提となるのは個人の自主的な学びです。

自分の能力を高め、将来の選択肢を広げるためにも、
まずは無理のない形で自己啓発に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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葛井信行
専門家

葛井信行(電気技術コンサルタント)

オフィスKZI

ファクスのメンテナンスやセキュリティー機器、エンクロージャーなどの設計業務に45年従事。培った電気技術の知見を研修やコンサルティングで中小企業や個人事業主に還元し、社員教育や新規事業立ち上げを支援する

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