屋根塗装の劣化現象と耐用年数を塗料別に解説します!
屋根塗装は晴れの日にしかできない、前日に雨が降ったらダメ、と聞いたことがあるかもしれません。
たしかに、屋根塗装は外の環境に影響されやすく、雨の当日だけでなく雨の翌日にも注意が必要です。
今回は、雨の翌日に屋根塗装する注意点と雨が屋根塗装に与える悪影響についてご紹介します。
□雨の翌日に屋根塗装する注意点を解説します!
雨が降った日に塗装するのは難しいですが、翌日にも注意しなければいけません。
最も注意するべきなのは、塗膜が完全に乾燥しているかどうかです。
雨や湿度の影響で塗膜が未乾燥の場合、塗装の質が悪くなり、想定よりも短い耐用年数での塗りなおしが必要になる可能性があります。
塗料によっては雨や湿気に関わらず塗装できる場合もありますが、できるだけ作業を早く進めたいからという理由で無理に作業を進めることは避けるのが無難です。
雨の翌日であっても、付帯部分の塗装や足場の組み立て、撤去など、一部の工程は行えるため、出来る工程から進めていくことを意識しましょう。
また、気温が5度以上であるかどうか、湿度が80%以下かどうか、霜がついていないかについても確認が必要です。
真夏や梅雨時期は湿度が高くなりやすく、秋や冬は温度が低く屋根に霜が残っていることが多いのです。
温度が低い、湿度が高い、霜がついている場合、塗料が乾燥しにくくなり、塗装の剥がれや耐久性の低下など、塗料の品質が著しく低下する要因になってしまうため注意が必要です。
□雨が屋根塗装に与える悪影響について解説します!
1.塗料が乾燥しない
屋根塗装には水性塗料が使われることが多く、直接に雨に当たってはいけません。
また、直接雨にあたらなくても湿度が高く乾燥しにくい場合、塗装に不適な環境と言えます。
乾燥していない状態で塗料を塗り重ねた場合、塗料同士が密着せず、施工後すぐに塗膜が剥がれ落ちてしまう危険性が高まります。
2.足場が濡れることで安全性が低くなる
屋根塗装は足場を組んで職人の方が作業してくれるため、晴れの日に比べて、雨の日は足場の状況が悪く、滑って転落する危険性が高まります。
3.塗料の品質が低下する
雨が当たった場合、塗料が流れ落ちるため塗膜が薄くなり耐久性が低くなります。
また、塗膜に雨がぶつかることでデコボコの表面になり見た目が悪くなります。
□まとめ
今回は、雨が塗装に与える悪影響と、雨の翌日に屋根塗装する際の注意点をご紹介しました。
塗料がしっかりと乾燥していれば、屋根塗装の翌日に雨が降っても、雨の翌日に屋根塗装しても問題ありません。
屋根塗装をお考えの方は、徹底した施工管理で高い品質の屋根塗装を提供する当社にご相談ください。