今週の小次郎
若手弁護士の作成した書面について、ベテラン弁護士から、「考えていない」という声を聞くようになった。
AIの影響であろうか。あるいは、考えていないだけなのか。
私のボスも、故中村利雄弁護士も、事件について悩み、考え、調べ、何とかならないかと悩んでいた。
受任している事件について、考えて、考えて、考えるのである。
確かに、そういう姿勢が見えない若手弁護士がいることは否めないが、中堅やベテランでもそれは同じである。
私自身も、考えて考えて考えた末に、裁判所から間違いや補正を指摘されることがあり、この仕事は、いつまで経っても修行の身であることを思い知ることになる。他人の書いたものの間違いは指摘しやすいということがあるにせよ、反省である。



