仕事納め

中隆志

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 毎年、年末は裁判所が12月28日までなので、その日に合わせて仕事納めであるところ、今年は27日と28日が休みのため、26日が仕事納めとなる法律事務所が多いと思われる。私の事務所も同じくである。
 2日間短くなるだけで、相当影響があり、裁判期日は12月25日までみっちりと入っている。
 かつては、最後の週に天皇誕生日があり(12月23日)、そのためにヒイヒイ言っていたが、年度末が2日短いというのも相当つらい。
 12月19日と23日に提出期限の書面が5本あり、私自身相当にきつかったが、事務局も書証作り・誤字脱字チェックと頑張ってくれた。
 そこまでの期限の書面は今週に入っているのである。
 ただ、年末に期日が入りようがない事件であっても、年末年始を挟んで1月16日頃が提出期限と重なるものがいくつもあり、一山越えると、また、年末年始で書かないといけないということになる。

 平日に予定が詰まっていると、まとまった書面を書くのはどうしても週末となったり、年末年始に事務所は休みだが、出てきて書面を書くことになる。
 なんとか三が日は休みたいが、年末の自分がどれだけ書面を作成できるかである。
 頭の中で構成ができている書面だと早いのだが、仕事に追われているとその構成もできていなかったりして時間がかかる。
 他の弁護士はこの日程で、26日で仕事を納められるのだろうか。
 疑問である。
 

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