今週の小次郎
私の事務所だけかもしれないが、最近の事件受任傾向としては、自己破産申立が多くなっている。
株価は過去最高値を更新したなどと言っているが、一般の市民の生活は苦しく、個人の自己破産申立は多い。
また、法人についても、コロナ禍の間に融資がされたが、いざ返済が始まると苦しくなり、一定割合法人の破産申立も受任している。
離婚事件も多く、家庭裁判所に行く機会が多い。これは、離婚が普通のこととなったこともあるだろうし、不貞も多いし等が理由ではないかと思われる。
相続事件も多く、例えば長男の家族は自分たちが全て相続したいなどの意向が未だにあり、それで兄弟間で揉めることも多い。
遺言の無効事件も一定割合ある。
交通事故の被害者側の事件はこれは以前と変わらず多い。
もちろん他の事件類型もあるが、破産・離婚・相続関係事件・交通事故の被害者の事件が圧倒的に多いのが最近の傾向である。
以上です。



