書面の書き方
これを書いている時点で、琵琶湖の水位がマイナス70センチとなっている。
滋賀県は、水位低下連絡調整会議を11月28日に設置している。毎日新聞の11月28日版によると、「水位低下による大きな被害は出ていないとされるが、伊吹部長は「水位低下について総合的、一元的に把握、調整し、水の大切さを県民に呼び掛けるように」と出席職員に指示した。
県は25日、国に淀川水系のダム群を統合管理して琵琶湖の水位低下を抑制するよう求めている。琵琶湖の観測史上最低水位は1994年9月15日のマイナス123センチ。」とある。
9月以降の降雨量が少なかったためとされているが、だいたい米原や彦根、長浜あたりの豪雪が溶けて琵琶湖に流れ込まないと、ここのところ例年マイナス幅が大きくなっている。管理だけでどうにかなる問題ではなく、最後は自然気象頼みである。
水位が低下すると、時には1日の間に琵琶湖の水位を5回ほど調べている私からしても心配な状態である(水がないと本当に困るからである。リアルタイムの水位を教えてくれるホームページがある。)。
AIに聞いてみたところ、琵琶湖の水位が1センチ変わるためには、67億リットルの水が必要だと試算された。京セラドーム6杯分ということである。
適度に雨が降り、水位が戻ることが望まれるところである。



