読書日記「デスチェアの殺人」
先日、梅田公証人役場で公正証書を作成する用事があり、久しぶりに大阪駅で降りて梅田公証人役場を目指した。
降りた瞬間、大阪駅とその周辺が全く異なっている状態であることを知り、衝撃を受けた。
大阪生まれの大阪育ちの私は、梅田の紀伊國屋にも受験の時に参考書や問題集を買いに行ったりしていたのであるが、何の面影もなくなっていた。
梅田公証人役場には初めていくので、早めに着いたが、道に迷い、スマホのナビがなければたどり着けなかったであろう。
ワンブロックワンブロックが大きく、歩いているビジネスマンもなぜか輝いて見える。
大阪駅が変わったというのと、午後からの相談がキャンセルとなったので、少しだけ大阪駅を探索して、事務所にこじゃれたお土産でも買って帰ろうと思っていたのだが、ビルなどに入ると迷子になりそうな気がして、結局、まっすぐに大阪駅の改札を目指して、事務所に帰ってきたのであった。大阪駅で電車を待っていると、周囲には日本人は1人もいない状態であった。
自分が田舎者であることを認識した瞬間であった。大阪生まれ大阪育ちでシティボーイであったはずが、いつの間にか田舎者となっていたのであった。
以上です。



