読書日記「デスチェアの殺人」
法律事務所の経営弁護士にもいろいろなタイプがある。
以下はある程度まとめているので、下記の中間であったり、いろいろなパターンはあると思う。
一人事務所ではなく、複数事務所の場合である。
1、経営に特化
大規模事務所で、顧客層の拡大等に特化している経営弁護士で、個別の事件処理はしないことが多い。
この事件は経営弁護士が入った方がよいという事件では登場することもある。
ある程度の規模の事務所でないと難しい。
2、経営に特化しつつも、事件の受任時には相談に入り、後は勤務弁護士等に任せて事件の方向性等をチェックするタイプ。
3、自分単独で事件処理もするが、勤務弁護士が担当している事件についても目を配り、指導する経営弁護士。
裁判所でいうと、部総括の裁判官のようである。
忙しさの部類でいうと、3が一番忙しいのではないかと思う。
当然だが、私は3である。
おそらく10年後弁護士をしていたとして、やはり3だと思われる。
マチベンはたいてい3ではなかろうかと思う。
30年していると、そろそろ疲れてきたという弁護士もいるが、幸い私は今のところ大丈夫である。
まあ、それがよいと思ってマチベンをしているので、事件の担当をしなくなるというのは考えにくいところである。



