読書日記「デスチェアの殺人」
若い頃は月から金まで5日間フルスロットルで仕事をして突っ走っていたが、50も半ばとなると、なかなかそういう訳にはかかなくなってくる。
若い頃は、昼休みも取らず、食事を終えたらずっと仕事をしていた。夜も時には23時過ぎまでして、始発で事務所に行ったりしていた時期もある。
ただ、若い頃は今と比較する、慣れていない分どうしても仕事が遅く、時間がかかっていたという側面もある。持ち帰って土日も仕事をしていたこともしばしばで、夏休みもまともに取れないことも多々あった。連休の谷間にボスからは1日くらい休んでいいと言われたが、休むことのできる状態ではなかったため、出勤して仕事をしていたところ、どうしてもその日に聞いて欲しいという新件が入り、余計に忙しくなったこともあった。
今は、年齢とともにそうした仕事の仕方はできないし、若い頃と比較すると経験の蓄積もあり、仕事の速度でいうと相当速くはなっているので、そこまで仕事をすることはない。
1日の中でいうと、昼休みは取るようにしているし、夜もそんなに遅くまで仕事をしても能率が上がらないので、さっさと終わる。
また、1週間の中でも、前日の飲み会であったり、前日頑張り過ぎた時には、その曜日は少しゆっくりめに仕事をすることにして、最低現その日のうちに対応しないといけないことをして、翌日に鋭気を蓄えるというようなこともしている。
フルスロットルですることのできるのは、若い頃だけだが、それでも時々はやはり休まないと、私の若い頃のように過労死しかけてしまうこともあるだろうから、ある程度のさじ加減は必要である。



