読書日記「デスチェアの殺人」
私の事務所はお盆休みはない。
弁護士・事務局は交代で休みを取る。
このようにしたのは、以下の理由による。
1、お盆の時期は宿泊等も高いので、旅行や帰省をするとしても、他のところで休みを取ることができた方が勤務弁護士・事務局も助かるのではないか。
2、裁判所は前半後半と半分ずつ夏期休廷期間に入るのだが、前半の夏期休廷期間の裁判所だと、お盆にも普通に期日が入る。
3、お盆に帰省された際に相談に行きたいという方が過去に一定割合おられるので、閉めてしまうとそうした方に対応できない。
勤務弁護士時代も特にボスの事務所はお盆休みはなく、交代で休みを取っていたので、そういうものかと思っていたのだが、割合ずっと休みに入る事務所もある。
今年の暦だと、8/12~8/15まで休みにすれば、9連休である。そんなに休んでも、仕事がしたくなり、どうせ仕事に出てくる。
そもそも勤務弁護士時代は、夏休みも取れなかったこともあったことを思い出す。
いろいろと予定を入れていたら、いつの間にか休む日がとれなくなり、予定が入るということはその事件の関係でしないといけないことも多く、起案をする時間も必要で、秋に夏休みの代わりに休みをもらったこともあったのであった。
ミスターチルドレンの「光の射す方へ」という曲の中で(作詞作曲 桜井和寿)、「母親がいつか 愚痴るように言った 夏休みのある小学校時代に帰りたい」という歌詞を時々夏になると思い出している。



