読書日記「デスチェアの殺人」
文藝春秋。みうらじゅん。
アウト老とははみ出し老人のことである。
大人げないままに初老を迎えた筆者がバカなことを書き綴るエッセイである。
私と比較すると、
物欲→みうらじゅんは未だにもの凄い数のモノを集めている。
私は物を集めることには興味がなくなっている。
好奇心→とりあえず20歳になったレッサーパンダのふうた君に会いに行く。
私はサザンのライブさえ面倒となっている。
はみ出し度合い→初老で鹿の抱き枕を買って抱きしめて寝ている。
私は普通の枕で、鹿の抱き枕など全く欲しいと思わない。
私はアウト老にはなれそうもないが、こういう老人がいてもいいなと思わせる一冊。
みうらじゅんが切手のことを書いていて、小学生の頃、少ない小遣いで切手を集めていたことを思い出した。あの切手はどうなったのか全く思い出せない。お年玉でまあまあ高い切手も買ったこともある。今更切手を集めるのもどうかと思って切手カタログを買ってみたが、欲しいと全く思わなかった。
以上です。



