クリスマスイブ
講談社現代新書。高橋繁行。
本屋の新書欄で見かけて表題に惹かれて購入。
土葬の際のしきたりで、座らせて棺に入れる方法の悲惨さや、独特の風習などが克明に描かれている。
法律で土葬が禁止されたため廃れたのかと思っていたが、法律上は土葬は禁止されていないことを知り驚いた。
葬る場所が少ない地域では棺を割る作業というものをしたりしていたということで、非常にショッキングであった。
また、最近、土葬で葬られたい人が集まり、土葬を復活させる動きもあるということであった。
沖縄の風葬なども収録されている。
あまり一般受けはしないかもしれないが、ノンフィクションが好きな人にはいいかと思われる。



