匿名の弁護士のSNSなどに思うこと

中隆志

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 弁護士と名乗って匿名でSNSをしている投稿がされたとスマホに通知が来ことがある。
 匿名といっても、実は誰か分かっているものは除くが、だいたいそういう投稿は自分が非常に「できる」弁護士であることが前提となっている。
 しかしながら、中には投稿の内容自体から、「ほんまにこの弁護士できるんかいな」と思う内容であることもある。

 実は正体が弁護士であるとして、「できない」弁護士の場合もあるのではないかと疑っている。
 実名で投稿をしたり、ブログをすれば、下手に偉そうなことを書けば、「何いうてんねん。お前がいうな」と言われるリスクもある。
 実名を出さずできる弁護士として様々な投稿をしているアカウントは、基本的にそういうリスクから逃げているので、本当に弁護士であったとすれば、嫌いである。
 また、情報元として、実名でしている方がはるかに信用性が高いものである。

 ただ、もちろん実名であっても、投稿自体からできないことが推測されることもある。
 以前、全く書面を出してこない相手方代理人がいて、どんな弁護士なのかと確認をしたところ、SNSは1日にすごい数を投稿していて、「こういうことをしているから、仕事ができないのだな」と思ったことがあった。

 あくまで個人の感想です。

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