在りし日の小次郎
小さい頃、クリスマスケーキといえばバタークリームで冷凍のものであった。<br /> 赤玉パンチなるものを飲んでいたが、あれはお酒だったのだろうか。
テレビのニュースでは、クリスマスケーキの値上がりの報道がされている。<br /> 当然、バタークリームではなく、生ホイップである。
それを購入しようとしている人たちは、みな裕福そうである。
景気がよろしくない、市民の暮らしは大変だというのであるが、仕事で移動をしているとけっこう外国人以外の日本旅行客も多い。
余裕のある人は余裕があるということなのだろう。
その一方で、食事も満足に食べられない子どもさんが一定割合いる。7人に1人が困窮しているという。
韓国の大統領は、スーパーで格安のネギを見て、「妥当な値段だ」と発言し、「物の値段も知らないのか」と炎上して選挙で与党が敗退した。
そんなことを考えたクリスマス前であった。