京都のタクシー事情
基本的に私は家裁の調停も1人で行くことが多い。特に遺産分割調停だと、本人がいてもその場で返答できるようなことはほとんどないためである。離婚調停も必要な時にのみ来てもらうようにしている。
待合室には原則入らない(待合室は混み合っているし、冬場は咳をしている人がいることがあるためである)。
家裁の廊下で待っているのだが、家裁の廊下で依頼者と弁護士が打合をしているのはまだよいのだが、揉めている場面に遭遇することもある。
依頼者が必死に色々と言っているのだが、弁護士の方が冷たく返していることも多い。
そして、聞こえてくる回答が「え?それでいいの?」「間違ってないか?」「いや、確かにそれはそうだけど、言い方というものがあるだろう」ということもある。
事前にしっかりと打合をして説明しておけば家裁で揉めることもないと思うのだが、どうなのであろう。
依頼者が弁護士に食い下がっているのは、依頼している弁護士に不安があるからなのではなかろうか。
依頼者が言っていることが法的に通らないとすれば、事前に説明を十分事務所でしておけば家裁で揉めることもないのではないだろうか。
依頼者にきつい言葉で言わなくてもよいと思うのは私だけであろうか。
家裁の廊下は寒いが、こういうやりとりを聞かされると、余計に寒く感じるのは私だけであろうか。