令和6年読書ベスト(11月まで)

中隆志

中隆志

 読書日記の中でも特によかったものを記載しておく。
 筆者・出版社、細かい内容はそれぞれの読書日記に譲る。

「未解決殺人クラブ」
 1円にもならない未解決事件に力を注ぐ市民達の戦いを描いた作品。
「遠い声、遠い部屋」
 読む人は選ぶと思うが、カポーティのデビュー作。
「1%の才能」
 元日本代表の橋本英郎さんの初出版。
「掃除婦のための手引き書」
 どうやってどうしたらこんな表現ができるのか、衝撃を受ける。
「京都大学ボヘミアン物語」
 バカだった人たちの生態。
「国民の違和感は9割正しい」
 読むと日本という国に嫌気が差す一冊。だが知っておくべき。
「長篠合戦」
 長篠の戦いのリアルに迫る一冊。
「死の淵を見た男」
 福島原発の現場で何が起きていたのか。これは必読。
「外来種は悪じゃない」
 外来種=悪という図式に疑問をなげかける一冊。ちなみに日本固有の鯉はびわ湖の奥底にしか生存していない。他の鯉は全て外来種である。
「勇気論」
 日本人今一番足りないもの。それは勇気。
「海松」
 稲葉真弓という希有な作家に巡り会えた幸せ。
「百年の孤独」
 読み終えた時にずっしりと物語の強さが染み渡ってくる。

 とりあえずここまで。

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