賃料増額請求
アルテスパブリッシング。内田樹。
またまた内田先生の本であるが、こちらは韓国で出版されたものが日本語版となったものである。
学校に図書館はどうして必要なのか。図書館ではベストセラー以外の本を置いておかないといけないのはなぜか。
図書館には人がわんさかいない方がいいのはなぜか。
海外の昔風の大邸宅では、読まれることのない革の装丁本が書棚を埋めているのはなぜか。
筆者の自宅にある本も実は大半読まれていないのはなぜか。
週末だけ本屋をやる人が少しずつ増えているのはなぜか。
一人出版社がでてきているのはなぜか。
その答えがこの本の中にある。
私は自宅の本は基本的に読んだものばかりであるが、中には読まなくても自宅にあるだけでいいという本があるという考えもあるのだなあ・・・とこの本で知った。
私自身、読んだ本は少なくとも2千冊を越えているだろうし、読んでいないがこれから読もうと思っている本も自宅に500冊くらいある。
本というものは素晴らしいと思える一冊。