徹夜
戒光堂出版。前嶋敏編。
シリーズ中世関東武士の研究36巻。
マニアックな本であり、謙信ファンでも別に読まなくてよいであろう。
義の将、軍神などといわれる上杉謙信の実像に迫る一冊。
発給文書等史料から、謙信の政治的動向、家臣との関係、合戦についての歴史的論考集である。
川中島合戦についての論考は参考となった。
春日山城跡に上った後さらに謙信のことを研究したくて購入した。
正直、素人は別に読まなくていいレベルの本であるが、もはや歴史小説では飽き足らなくなっており、最近は史料に基づいたノンフィクションでないと満足できないのである。
大半の人は読まなくてもいいが、このブログの読者の中にはマニアックな歴史ファンがいると聞いているので、こんな本もあるよ、ということで紹介させていただく次第である。