読書日記「百年の孤独」
先日、小浜ひまわり基金法律事務所の引き継ぎ式に出席した。
各地のひまわり基金法律事務所の所長は任期制で、そのまま公設事務所を自分の事務所とする場合(定着という)や、管内の事務所が増加して廃止されない限りは、所長が交代していくことになる。
新所長の村上いゆ先生は7代目の所長で、6代目の吉川あず沙所長は3年と少しの任期を全うされた。
小浜線に一度乗ってみたいという欲望があったのだが、日中の小浜線は電車がほとんどないため、福井弁護士会が敦賀からバスを出してくれるというのでバスに往復乗ることとした。
敦賀駅で降りて驚愕した。舞鶴駅より少し大きい程度だったあの敦賀駅はどこにもなく、要塞のような敦賀駅がそこに鎮座していた。
恐るべし、北陸新幹線。
引継ぎ式にはだいたいの私の目視で80名程度が参加され、吉川前所長をねぎらい、村上新所長を激励された。
私は日弁連の公設事務所・法律相談センター委員会の2代前の委員長なので、最近はこういう会合ではスピーチもないので気軽に参加できる。
居酒屋で5名くらい相手にバカ話しをするのは得意な方だが、真面目なスピーチは苦手なのである。
ひまわり基金法律事務所の引き継ぎ式に出ると、やる気をもらえる。初心に返って頑張らなければと思う。
引き継ぎ式は2時間弱で終了し、敦賀にバスで移動したが、2次会が17時30分から敦賀であるため、お土産を買い込み、駅前のお洒落なカフェで濃茶サンデーをいただいた。この日は暑かったので、冷たいサンデーが身体に浸みた。オジサン4人でサンデー又はパフェをいただいたのだが、店にはオジサンは我々しかおらず、お洒落な女性が数名おり、我々は場違い感をひしひしと感じた。
まだまだ時間があるので、宴会場が16時から開いている居酒屋であることをスマホで調べて、2次会前の1.5次回をすることに決め、自動車で移動して合流した3名とともにまだ宴会前なのに先に飲み始めた(もちろん自費で)。
ここで食べ過ぎて、2次会の食事を残したことはいうまでもない。
2次会も和やかに進み、帰る時間が近づいた時、「サンダーバードが遅延している」という情報が入ったので、慌てて敦賀駅に。
何とか私と数名が乗るサンダーバードは動くということなので、切符を変更せずとも済んだ。
その際、在来線から北陸新幹線への通路を見たが、目視したところでは1キロくらいあるのではないかという長さで(実際はそんなにないと思うが)、ここでも北陸新幹線恐るべしと思ったのであった。
吉川先生、お疲れさまでした。また、村上先生、頑張ってください!
これを読んでいる若手の弁護士や、学生、修習生のみなさん、ひまわり基金法律事務所の所長になると、人との繋がり、事件の経験、得がたいものがたくさん得られます。
是非、進路の一つとして考えてみてください。