読書日記「百年の孤独」
若い頃出張が多かったが、当時はインターネットなども普及していなかったし、オンラインで予約などもできなかったので、時刻表を読む力が必要であった。
ということで、必要に迫られてではあるが、私は今でも時刻表を読めるのと、オンラインで調べて他に何か方法がないか調べる時には、時刻表でも見たりしている。
先日新潟の高田支部に行った時は、上越妙高から高田までのその接続の悪さに絶望して(上越妙高でかなり電車を待たないといけない。)、結局糸魚川で共同受任している弁護士の自動車で高田支部まで乗せていってもらった。
高速道路だと、トンネルばかりでつまらないというので、日本海の海岸沿いを走ってくれて、非常にいいドライブであった。
ただ、鉄道マニアとまではいかないが、滅多に乗ることのできない電車に乗った時は嬉しかったことを覚えている。
五所川原支部に通っていた時に、青森駅から五所川原まで乗った五能線が最も思い出深い電車である。
海岸沿いを走る素晴らしい路線である。
山口地方裁判所宇部支部は、宇部線の琴芝駅にあり、宇部駅にはないのだが、この宇部線も確か当時は単線で、電車がほとんどなく、琴芝駅前の喫茶店で時間を潰した記憶である(電車にニワトリが乗っていた記憶があるのだが、それは自分の中で作出した記憶かもしれない。)。
来月ひまわり公設事務所の引継ぎ式に出るために小浜に行く予定で、小浜までの時刻表を見てどう行こうかと考えていたが、割合不便であった。結局福井弁護士会が敦賀から往復のバスを出してくれることになり、小浜線に乗ることができなかった。
いつか乗ってみたい路線である。
少し乗り鉄なのかもしれない。