読書日記「百年の孤独」
庭にミカンの木がある。買ってきたときには30㎝くらいだったが、今は1メートルくらいに成長している。
何回か実をつけたことはあるのだが、とてつもないえぐみで食べられたものではない。食べて悶絶を繰り返している。
ただし、アリなどにはご馳走のようで、庭に置いておいたところ、綺麗になくなっていた。
ミカンの木には、アゲハチョウが卵を産みに来る。茶色のものが幼虫である。
小さい頃は、食べられないよう、鳥のフンに擬態しているのである。葉を食べて成長するのである。
アゲハの全てがミカンの木に卵を産む訳ではなく、それぞれ違う葉を食べるようになっている。
これは、生存戦略でそのようになったものと思う。
以前、パセリを庭で育てていたところ、キアゲハが卵を産んだようで葉が全て食べられたことがあった。
幼虫は餌がなく大変そうだったので、市販のパセリを購入してきて餌としてあげたのであるが、直ぐに死んでしまった。
おそらくは、農薬のせいであろう。かなり綺麗に洗ったのであるが。大変かわいそうなことをしたが、庭のパセリは少ししか葉をつけなかったので、やむを得なかったと思っている。
庭のミカンの木は、毎年葉が食べ尽くされるほどは幼虫はつかないので、そのままにしている。
時々、卵を産みにアゲハが飛んできている姿を見るのも楽しみである。