読書日記「百年の孤独」
かや書房。飯山陽・島田洋一。
日本のマスコミや学者の国際報道に対する批判を展開する一冊。
岸田外交の問題点、ハマスに対する見方、イスラエルが置かれている情勢、バイデンとトランプの差、核問題等、タブーなしの議論が展開されている。
新聞や週刊誌、テレビのニュースだけではなく、こうした本も読んで、盲信するのではなく、自分の頭で、何が真実かを探求することが重要である。
トランプについても一般的には批判されているが、この書籍では一定の評価がされている。
なお、ジョンボルトンの回顧録(←これは必読書)を読むと、外交に関して安部元総理が基本的に間違っていたことはほぼなかったことや、トランプを支えるため側近がどういう考えでアメリカを動かしていたかを知ることができる。安部外交と比較した際、岸田外交についてはこの本に書かれている通り、根本的な誤りがあると私も考えている(なお、安部政権の政治施策が全て正しかったなどと私もいうつもりはない。)。
色々と本を読まないと分からないことがあるし、それでもなお真実への道は遠いのであろう。