読書日記「百年の孤独」
弁護士業務でミスをした場合、その損害が補てんされる(ただし、故意行為や犯罪行為など一部補てんされないものはある。)保険である。
保険事故が発生した場合は、速やかに連絡をしておかないといけないのだが、事故とはいえず、不当な請求がされても一応届けておくとよいのと、弁護士自身に代理人をつける場合、その応訴費用(弁護士費用)を支出してくれる場合がある。
自分で勝手に代理人をつけて支払をしても全額を認めてくれないこともあるので、予め、保険会社に連絡をして、費用の合意をしておく必要がある。
弁護士業務の中で、明らかに不当な請求であったり、訴訟提起をされることが全くないとは言えないが、割合、代理人の費用を出してもらえることを知らない弁護士も多い。
先日も、不当な請求を受けている他の弁護士に助言し、仮に何らかの訴訟が出た場合には、これを利用できる可能性が高いので、届出だけはしておいた右方がよいと助言した。
私自身は幸い、ミスをしてこの保険を使ったことはないが、送られてくる事例集を見ていると、ミスはけっこう起こっているものだと思わされる。
同じ業界向けの話題であった。