読書日記「百年の孤独」
民事訴訟でウェブ会議が導入され、私も普通にウェブ会議で参加している。
電話会議と比較すると、顔が見えるのと、両手が空いているため、記録を確認しやすく、メモも取りやすいという利点がある。
移動時間も短縮できる。
最近は民事訴訟で裁判所に行かないといけないとなると、「面倒だな」と思ってしまうこともある(尋問は別)。
人間は簡単に堕落するのである。
私よりもベテランの人の中には、「ウェブ会議は信用できない」「やはり現地に行かないといけない。」として、パソコンにウェブ会議用のソフトすら入れていない人もいるし、他府県でもそういう例はあるようである。
そして、とうとう来年3月1日からは、口頭弁論もウェブ会議で行うことができるようになるという報道に接した。
そうなった時、今ウェブ会議に対応していないベテラン弁護士は、やはり現地に行くのだと思うのだが、相手方代理人が現地にいる場合、こちらも行かないといけないのであろうか。
尋問はさすがにウェブではしづらいと思うのであるが、どうであろう。
そのうち、ある国のように、「ウェブ会議ではきちんとした格好をしましょう」「事務所から参加しましょう。」なんてことになったりするのであろうか(どこの国だったか、裸でウェブ会議に出たり、走行しているバイクからスマホで参加したり、食べ物を食べながらウェブ会議に出たりして、注意喚起がされたと記憶している。私の記憶なので、違っていたら申し訳ない)。
弁護士登録をした時、電話会議すらなかった私からすると、隔世の感がある。
対応できるよう、努力しようと思う今日この頃である。