読書日記「百年の孤独」
文春新書。立花隆。
立花隆は東大で講義をしていたが、その最後となった講義の内容が書籍化されている。
午後3時から始まった講義が終わったのは午後9時であったとされている。
内容は多岐にわたるのだが、当然読んでいるよねという前提でたくさん語られるのだが、私の読書はそもそも偏りがあるため、読んでないわいと思いながら読んでいたところもあった。
学生向けにたくさんの分野の話を多くしているため、一つ一つの話題について深く掘り下げるなどはしていない。
筆者の本は全てではないがいくつかは持っているので、その分野の話は分かるのだが、他のところは分からないところもあった。
これを読むよりは、個々の立花隆の著作を読んだ方がよいかなと思ったが、なんとなく立花隆を知りたいという人には入門的に読むとよいかもしれない。