読書日記「百年の孤独」
初めて字ばかりの本を購入したのは大阪の天満橋にある松坂屋であった。
少年探偵団の本が売っていると聞いて、小学校3年くらいに同居していた祖父に連れて行ってもらった。
それからは数ヶ月に一度、少年探偵団の本を買いに行った。
その後小学校の頃は、バスで2駅ほどのところにある図書館で本を借りまくった。
当時読んでいたのは推理小説ばかりで、そこで金田一耕助シリーズに出会った。
小学校高学年の頃には、金田一耕助シリーズを自分でも購入するようになり、大学を卒業するまでには角川文庫の金田一耕助シリーズは全て所有していた。
中学校になり、多少は文学も読み始めたが、高校生になり、歴史小説に移行した。
最初は吉川英治の宮本武蔵や三国志を読み、それから司馬遼太郎を読んだ。
大学の頃はレイモンドチャンドラー、司馬遼太郎などを読んでいた。
今まで買いためた三国志関連の本は自宅に多数ある(多分30冊以上ある)。
戦国時代関連のものは多分400冊はある。
司法修習生となった以降も少ない給与の中から(とはいえ、今の修習生に比べると破格の給与であった)コツコツと本を買い、津本陽、ノンフィクションにも手を出すようになった。
弁護士になると、勤務弁護士時代は出張が多かったので、移動中に本が読めるので、手当たり次第に読むようになった。
今の原型で、科学ノンフィクション、エッセイ、動物のノンフィクション、歴史ノンフィクション、文学、推理小説、桐野夏生、宮部みゆき等々。
ノンフィクションものでも、人が消えてしまったものになぜか惹かれる。桐野夏生の柔らかな頬は面白かった。
村上春樹を読むようになったのは独立してしばらくしてからで、今は発売を心待ちにしている。
特にオチはないが、蔵書1万冊くらいになって死にたいと思っている。
以上です。