読書日記「百年の孤独」
自分の声は自分が聞こえている声とは当然に違う。骨伝導があるため、回りに聞こえている声とは異なっているのである。
人と話をする仕事をしている以上、弁護士は自分の声を一度録音して聞いてみるということもアリだと思う。
若い頃、「怒っているように聞こえる」と相手方から言われて、自分の声質を自分で聞いてみて、それからできる限り声質や話し方については気をつけるようにしている。
副会長も経験し、地元の法律相談センター運営委員会の委員長も7年していて、その後も副委員長をしていると、市民からの弁護士に対する苦情を聞くことがある。
なんとなく、あの弁護士の声質だと冷たく聞こえるのかなと思ったり、やる気のない感じ、イヤな感じに聞こえるのかなと思うこともあったので、自分の声が客観的にどう聞こえるかを知るというのも大事ではなかろうかと思っている。