読書日記「徳川家康 弱者の戦略」

中隆志

中隆志

 文春新書。磯田道史。

 大河ドラマで徳川家康が主人公であることから、家康関係の書籍が多数出版されている。
 これは、徳川家康が弱者の時代にどうやって生き残りを図り、最終的に天下を取ったかという観点からいくつかの転換点について整理した新書である。
 最も大きいのは、三方原の戦いのあと、武田信玄が病没したことであろう。
 
 映画「影武者」では、城攻めをしていた際、夜に城側で笛を吹いていたところ、それを聞きにきた信玄を狙撃したことにされているが、信玄が病没(通説)しなければ、家康だけでなく信長も窮地に陥っていたことは想像に難くない。

 家康は好きではないが、人生を生きるにおいては最も参考にすべき戦国武将であることは間違いない。

 興味のある人向け。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

中隆志
専門家

中隆志(弁護士)

中隆志法律事務所

 マイベストプロを見られた新規相談の方は初回に限り30分5500円(消費税込)の相談料を無料にしています。依頼者に対して、連絡・報告・相談を密にすることがモットーです。お気軽にお問い合わせ下さい。

中隆志プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

被害者救済に取り組む法律のプロ

中隆志プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼