読書日記「百年の孤独」
フィルムアート社。村上春樹ほか。
早稲田大学演劇博物館 2022年度秋季企画展の「村上春樹 映画の旅」 公式図録である。
とはいえ、村上春樹が書いている部分は少なく、村上春樹と映画の関わりのような論考などが掲載されている(写真も多い)。
村上春樹が映画のことに言及することは多く、その関わりを読み解くというような趣旨の一冊である。
これは村上春樹ファンでなければ読む必要はないであろう。
私が司法修習生の頃は、修習が2年で実務修習中暇も割とあったので、今は廃れはじめているとは思うが、レンタルビデオでビデオを借りてきて自宅の小さいテレビでたくさん観ていた。
何を観たのかは忘れているが、毎週2~3本は見ていた。
最近は映画も見に行くこともなくなったし、録画してはみないで放置している状態である。購入して見ていないDVD、ブルーレイもたくさんある。
これではいけないと思い、年末に1本だけ映画を観た。ヒッチコックの「裏窓」である。購入して見ないで置いていたのである。
裏窓はこれで4回目くらいの視聴で、観る度に違う発見もある。観たことのある映画にしないで未視聴の映画にすれば良かったのだが、裏窓が観たかったのであるから仕方ない。
今年は少し意識的に映画を見られたらいいなと思い、この本を読んでいた。