読書日記「百年の孤独」
産経新聞出版。門田隆将。
中国がいかにして日本と有効を結び、その後日本で「親中派」を作り、骨抜きにし、日本を牛耳ろうとしているかということを描いたノンフィクション。
最近の政治家では、安部元総理だけが中国と対峙していたことも記載される(この点は、外交に関して、トランプ大統領の側近であったジョン・ボルトンも「安部は常に正しかった」と書いている。ジョン・ボルトン回顧録、朝日新聞出版社。これは抜群に面白いので、一読の価値がある)。
安部政治が全て正しいとは言わないが、外交に関してはこの本を読むと安部政権のあり方は正しかったのではないか、と考えさせられる(ジョン・ボルトン回顧録などの他の書籍も参考にした上で。)。
自民党の中に親中派が多数いることがなぜなのか分かれば、日本政府の迷走ぶりも理解できるので、この本も一読の価値がある。