読書日記「百年の孤独」
10月最後の土日に、神戸チームが主催で、第35回全国法曹サッカー大会が淡路島で開催された。
神戸チームは2年前に主催予定であったが、新型コロナウィルスの真っ只中であったため、その年だけ開催できなかったので、再度の主催である。
今までは、前年度の成績により、1位のチームは最下位のチームと同じリーグ・・というように順位順で分けられ、私が所属する京都2(マスターズ)チームは例年下位のため、初日は強いチームと当たり、初日が地獄であった。たまに初日に強豪に勝つこともあったが、そうすると2日目も順位が上のチームと当たり、2日目も地獄であった。昨年などは、大阪2チームは東京の若い方のチームに10得点くらいされていて心が折れていた。
正直、これではサッカーが楽しめないということで、今年は初の試みで、ガチでサッカーをしたいガチンコリーグと、楽しみつつ勝利も目指すエンジョイリーグに分けられた。
京都2は当然エンジョイリーグである。
大会直前に、札幌チームが10名しか揃わなかったが参戦するということを聞き、札幌地裁で部総括判事をしていた京都2の最高齢の裁判官が「札幌に助っ人に行く」と言い出したところ、京都2は人数が割合多かったので、私も札幌修習の縁で札幌に助っ人に行くことになった。2人では怪我等何かあった時に困るので、同期を1名、一緒に淡路島まで自動車で乗せてもらう後輩を誘い、60代1名、50代2名、40代1名と助っ人としては甚だ心許ないが、一応毎月の練習に来ているメンバーなので、1枠を4人で回せばいいだろうと思っていた。
前日、三宮に泊まり、食事を探して、ガード下の居酒屋に入ったところ、居酒屋的メニューはあまりなく、「ハムエッグ」「焼きめし」などが並んでいた。ハムエッグは朝食で食べるものではないかという思いをこらえて、美味しくハムエッグをいただいた。
いざ試合前には、札幌チームは素人もおり、怪我明けもいるということで、何と私が先発となった。
そんなつもりで来ていないのであったが、一応前半だけは出て、割合ボールも触れてプレスバックからボールを奪うなどした。結果は広島と0-0。やはりエンジョイリーグはそれなりに闘えるのである。
私が本来所属する京都2は、本来であれば京都1に所属していて然るべき選手が何名もマスターズに参加しているということもあり、決勝トーナメントに駒を進め、決勝で東京アダルトチームに3-0で勝利して、初代エンジョイリーグチャンピオンとなった。
札幌は、引き分けばかりで最終戦、相手に1点を入れられて、敗戦したが、私を含めそれなりに大会を楽しめたし、札幌チームは非常に気持ちのいい選手ばかりであった。私と同期のK松弁護士は、ジョギングばかりしているため、私から、「ここ一番はダッシュしなあかんで。」と言われて、2日目の試合の最初の1本目のダッシュでもも裏を肉離れし、「俺の大会は終わったわ。。。」と海を見ながらタバコをすっていた。
昨年覇者の京都1は、連覇を目指したが、準決勝で横浜1に1-0で敗れて、3位決定戦で福岡チームと戦い、3位であった。
京都1チームはサッカーの名門校でバリバリやっていた修習予定者と、アルゼンチンにサッカー留学をしていたという猛者を新戦力を獲得したが、力及ばずであった。
横浜には大迫が高校選手権で得点王になった時に、決勝で大迫のチームから2得点して大迫に優勝をさせなかったFWが居て、何とも恐ろしい時代となったものである。
優勝はその横浜1を破った名古屋1であった。
名古屋チームの皆さん、おめでとうございます。
来年は大阪チーム主催である。
来年も大会に出られるよう、そして、肉離れしないよう、最低限のトレーニングをして、「怪我をしないこと」を目標にして頑張ろうと思う。