読書日記「百年の孤独」
一審で確定させる場合、弁護士としては控訴したい、控訴すべきと思っていても、依頼者が控訴したくないという場合がある。
紛争はエネルギーを使うものなので、「疲れた」という理由で控訴しない場合がある。
また、やはり日本人は「裁判官がそう判断されるなら」ということで、もう不服はあるが受け入れようというものである。
一審判決がよく書けているので、もちろん結果も中身も満足であり控訴しないというものもある。
仮に負けるにせよ、最後の類型のような判決であれば納得できることもある。
もちろん、勝つに越したことはないのだが、負けることもあるのが裁判である。