読書日記「百年の孤独」
小さい頃から寝相が良かった試しがない。
司法修習に行く前にコテージにてキャンプに行ったのだが、そのとき大学の同期で、かつ司法修習の期も同じであるSは、夜寝た姿のまま朝を迎えていて、毛布も微動だにしていなかったので、ひょっとすると死んだのではないかと考えておそるおそる声をかけたら、それが彼の普通り寝方であった。
冬場は毛布を蹴飛ばして寒さで眼が覚めるし、布団もたいていどこかに飛んで行くので、冬場は一度夜中に寒さで眼が覚める。
最初は毛布を手探りで探すのだが、どこかに飛んで行ってないので、結局一度起き出してもう一度布団をきちんとかけて寝る羽目となる。
子どもは元気なので寝ていても暴れるのと同じで、元気なのかと思うが、なんとなく違う気もする。
夏場は布団などかけずに寝ているので、気がつくと朝であるため、それでよいのだが、マットレスの上に敷き布団を敷いているが、朝起きると敷き布団はたいてい斜めに歪んでいる。
気温が下がってくるとこれに加えて布団がどこかに行ってしまうのである。
着ぐるみのような布団で寝たこともあるのだが、これは逆に夜中暴れている時に着ぐるみの中で自由に暴れられず、それで眼が覚めた。
朝晩の気温が下がってきたので、これからは飛んで行く布団との戦いが始まる。