読書日記「百年の孤独」
通常の法律書は需要が一定程度しかないので、第一刷だけでその後増版されないことが多い。
ということで、「これは」という本は出版される際に購入しておかないと、しばらくすると新刊書が購入できなくなる。
中古本市場で探せることもあるのだが、定価よりも相当高額になっていることもある。
弁護士会の図書室で探しても、京都弁護士会の規模だとないこともあり、大阪弁護士会まで行くのもなあと思うのと、手元に置いておきたい派としては図書館で必要な箇所だけコピーするのもなんだかなあと思う。
サブスクサービスは少し前のブログで書いたように嫌いなのでこれまた選択肢に入らない。
中にはどうしようもない類型のものもあり、以前福知山花火大会爆発事故の弁護団を結成したときに、火災関係の書籍を探したが、新刊書はほぼなく、中古本市場で定価以上を出して購入しまくった。
火災に関して書かれた書籍は元々需要が少ないであろうから、元々冊数がそれほどは出版されていないので、入手がコナンではなく困難であった。
先日は横領事件について調べるのに大コンメンタール刑法の第3版を探したが、中古本すらなかった。
出版社品切れ中で、法律専門の本屋の在庫にもなかった。
やむなく第2版を中古で購入したのだが、法律書は出版された時に購入すべきだとつくづく感じた次第である。