読書日記「百年の孤独」
出張中は仕事といってもスマホで来ているメールをチェックしたり、事務所から連絡を受けて必要な指示をする等で、新幹線の席でPCを開いて準備書面を書くというようなことが私にはできない。
机に座ってじっくり書かないとできないのである。
移動中は、何をしているかというと、寝ていたり、読書をしている。
最近読書量が減っているのは、出張が減ったからであろうかと思っている。
休日に時間があるときよりも、通勤時間帯や、出張の移動中の時のように前後が制限されている方が集中して読書ができるようである。
先日糸魚川に仕事で行ったのだが、このときは行き帰りで1冊かなり分厚いミステリーを読み終えることができた。
あるベテラン弁護士などは、事務所に来てずっと読書をしていて、たまに連絡がある顧問先からの相談に電話等で対応するくらいしか仕事をしていないということである。事件をしなくても、顧問料だけで収入がものすごくあるのだろうと思っている。
そういう身分になりたいかというと、一瞬あこがれはするものの、やはり自分は事件を受任して解決していくことが使命だと思っているので、自分はそうなりたいとは思わないのが現実である。
また、多分事務所に来て読書をしていてもよい身分などになったら(絶対にならないこともわかっているが)、読書する時間に制限がないので、あまり読むことができないのではなかろうかと思っている。