コート考

中隆志

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 先日ニュースを見ていたら、「コートは全てクリーニングに出して大丈夫です」ということをお天気キャスターが述べていた。
 それを見てクリーニングに出した人もいるかもしれない。

 しかし、私は最低気温を基準にコートを着なくなるかどうかを判断するため、そのような発言には惑わされない。
 駅のホームで寒い思いをするのは御免蒙るのである。
 サラリーマンが震えながら電車を待つのを尻目に、私はぬくぬくしていたいのである。昼間裁判所に行くのが暑ければ着ていかなければいいだけの話で、通勤している時に寒いのはかなわんのである。
 なので、誰よりも早くコートを着て、最後までコートを着ている。

 ヒートテックやタイツを履いて、コートで調整しないという人もいると思われるが、私はヒートテックやタイツを着用すると事務所で汗をかいて過去に何度か風邪を引いたので、ヒートテックやタイツは極寒の釣りに行くときくらいしか着ないのである。

 今年の冬は寒かったので、一番寒い時にはモンベルのパウダースノーパーカというのを購入して着ていた。マイナス20度くらいのところに行く人が着用するというシロモノということがレビューで書いてあったが、暖かいというよりは寒くないという感じのコートで、通勤にちょうどよかった。ゴアテックスで完全防水のため、二代目小次郎の雨の中の散歩でもこれのおかげで全く濡れなかった。
 一番寒いときよりは寒くない時は、特殊素材の割合薄手のコートであった。シンサレートという素材で、ダウンよりも少量で暖かいというものである。最低気温が8度くらいの時は、ステンカラーコートのダウンの裏地付のものか、別のステンカラーコートの裏地がないものにしていた。
 最終的には薄手のスプリングコートになるのだが、これを書いている時点で昼間の気温は20度を超えるが、最低気温は一桁なので、まだステンカラーコートを着ている。

 どうでもいい話だが、どういうコートを着用するかは、冬場の私にとってかなり真剣に検討すべき課題なのである。

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