読書日記「百年の孤独」
依頼者が打合に来ないことがある。依頼者の方は大変恐縮されるのだが、空いた時間は他の仕事をするので、そこまで恐縮されなくてもよいというのが本当のところである。
もちろん書面の期限が迫っていたり、法律上の期限が徒過できない(控訴期限等)場合にはシャレにならないので、近いところで何とか打合を入れざるを得ないので、その場合には悠長なことは言っていられない。
打合に来ない理由も、病気の場合は仕方が無いのだが、非常にルーズな方もおられて、繰り返しドタキャンされると安心して事件を担当できない。ある人などは次々に親戚に不幸があったと言っていて何度もキャンセルされて事務所に来なかったが、次の機会に打合で事務所に来られた時には話が変わっているので、「ああ、ウソついていたな・・・」と分かることもあった。
日を間違えている場合もある。
明日ではなかったでしょうか?などと言われることもあるが、翌日のその時間帯には私の方が裁判が入っていたりするので、「その日に入れるはずはないですけれどねえ。。。」ということもある。
後は完全な失念もある。電話がつながり、「本日打合ではなかったでしょうか?」というと、「本当にすいません」驚愕された上で平謝りされたこともあった。
ただ、打合予定のはずが事務所に来られず、こちらから連絡をしても電話にも出ないし、折り返しもない方もおられる。
そうしたことが続くと、安心して事件遂行ができないため、辞任を検討せざるを得なくなるのだが、ここ数年はコロナで倒れているかもしれないため、ある程度粘り強く待つほかないところもある。