虫を触れない子ども

中隆志

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 都会にいると虫も少ないため、虫が触れない子どもが多いようである。
 また、コロナで外に出ることが抑制されると、子どもも外で遊べず、益々自然に触れる機会が少なくなるのではないかと思っている。

 小学生の頃、現在の大阪家庭裁判所のあたりに大きい空き地があり、自転車でそこまで行っては、草が生い茂っていたので、勝手に友達と中に入っては虫を捕りまくっていた。
 そういう場所も少なくなっているのであろう。

 今から思うと虫を捕獲して飼うというのは虫が自由に生きることを私が奪ってしまったので申し訳ないのだが、その頃はそんなことも考えず虫を捕りまくっては大きい虫かごに入れて飼っていた。
 トノサマバッタ、ショウリョウバッタ、カマキリ、コオロギと手当たり次第に取っては飼っていた。
 そのうちにカマキリが卵を産み、孵った卵から出た小型のカマキリが虫かごの隙間から逃げてうじゃうじゃと近所中で見られるようになったこともあった。
 1㎝程度のカマキリでも、近づくとカマをもたげて、「シャー」という感じで威嚇するのである。
 私は小さい頃は外でしか遊んでいなかったが、本当にコロナ下の子どもたちはかわいそうである。

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