読書日記「百年の孤独」
他にも痛恨の出来事としては、「同じ本を2冊買う」というものがある。
Amazonなどで購入した場合には購入したことを教えてくれるのであるが、本屋で買うとそうはいかない。
自宅で同じ本があることを認識した場合はよいのだが(1冊はブックオフ行きである)、同じ本があることを認識せず、読み始めて「何か読んだことがあるな・・・」と思って本棚を見たら同じ本があることがある。
ハードカバーで読んで文庫本を買っていることもある。
やや痛恨のものとしては、ハードカバーで買った本がまだ読んでいないうちに文庫版が出るというものもある。
読んだ本の大半は尻から忘れていくというし(実際にそうである)、細かいところはたいていの本は覚えていない。
大筋でこの本にはこういうことが書いてあり、人生において役立つことはこういうところであるということを覚えていれば十分であろうが、そんな記憶すらない本もあるのが実際である。
故立花隆氏は、確か小説は時間が勿体ないとして読まなくなったと書いていた記憶だが、私としては、小説は、精神衛生上読むとよいと思っており、細かなことは忘れても、その時点で心に響けばそれで十分ではなかろうかと思っている。もちろん小説から人生において役立つことを学ぶこともあると思うのである。学んで活かせるかは、また別ものであるが。。。