読書日記「百年の孤独」
独立して2年後の秋に喘息発作が出た。
息ができない状態であり、自宅のソファーから立ち上がることもできなかった。
仕事も3ヶ月ほど何もできず、期日を変更したり、知人弁護士に手分けして復代理で行ってもらった。
その時点まで私は喘息持ちということが分かっておらず、小さい頃から息が苦しい時があったので母親にそのことを言うと、「生きていたらそんなこともある。甘えてるんや。」と言われたのだが、正直なところ、今から思うと何度も命の危険があったのであろう。
喘息について私も専門書で調べて、治療法を提案したりしたが、「患者が何を言うか」というような対応であった。
いくつか病院に行き、呼吸器の名医を紹介してもらい、その名医は、私が専門書で読んでいた治療法を私から指摘する前に「これで行く」と言ってもらえた。他の病院での扱いを説明すると、「若い医師は勉強不足だ」と言って怒っておられた。
もう2度と発作は起こしたくないのだが、喘息持ちにはダメなものがある。
一つはキシリトールである。歯磨き、ガム、その他何でもダメである。電車内で噛んでいるような人がいたら車両を変わる。
同じように湿布の匂いもだめである。これもたまに電車内で湿布の匂いが充満していると車両を変わる。
他にも色々と駄目なものはあるが、この二つが特に苦手であり、そのため、満員電車で逃げ場がないような電車には乗ることができないので、空いている電車で通勤するようにしている。
新型コロナにもかかりたくないので(誰でもそうだろうが)、電車でマスクをしていない人がいたら、直ぐに距離を取る。この時節柄、マスクもしないで咳き込んでいる人がいるが、そういう人はおそらくトラブルメーカーだろうと思うので、こちらから注意をすることもしたくないのである。
特にオチもないが、以上である。