読書日記「百年の孤独」
角川文庫。横溝正史。
絶版となっていたものの復刻版である。
特に迷路が出てくる訳ではなく、比喩的に迷路が使われている。
何を書いてもネタバレとなるので書くことができないが、金田一耕助シリーズはやはり面白い。
金田一耕助は、犯罪者に対して、自身の規範で対応したりするため、本来では刑事処罰できないような悪漢を自身の考えで退治したりするのであるが、そこがまた魅力なのであろう(そういえば、フィリップ・マーロウもそうだったので、そういう探偵に私は惹かれるのかもしれない)。