読書日記「百年の孤独」
使う物は大切にする方であるので、物があまり壊れず、また、昔の物も置いているので、私自身は物持ちがいいタイプなのであろうと思っているし、実際に話をするとそう言われることもある。
それなのに、また買うので荷物が増える傾向にある。
今使っている定期入れは、弁護士になって少しした時から使っているので、25年前後使っていることになる。
自宅には高校生の時に祖母からもらった小さい手持ちのバッグがあり、年金証書など大事なものを入れている。
万年筆は弁護士になって3年目くらいから使い出したのであるが、この間にダメにした万年筆は2本で、今机でメインに使っている万年筆は15年くらい使用している。未使用の万年筆が25本くらいあるが、多分これは死ぬまでに使いきれないであろう。
着ているコートの中には、15年くらい着ているものもある。
事務所で着ているダウンベストは、独立した時から着ているので、20年である(これは最近軽い物に買い換えた)。
自動車も弁護士になった時に購入したが、26年間で今ようやく3台目の車である(今の車両はリースのため、これからは5年ごとに変わる予定。)。
例外の一つはサイフで、サイフはあまりボロボロになるのもどうかと思うので買い換えているが、5年くらいは使う。
鞄も例外で、仕事柄酷使するので買い換えているが、3年程度でボロボロになってしまう。
それくらいしか使うところがないことは分かるが、サッカーの高額所得者がスーパーカーを何台も所有しているというようなニュースを見ると、乗る時はどうせ1台しか乗ることができないのだから、何台も要らないのではないかと思ってしまう。
現在マンチェスターシティの監督をしているグオラディオラがバンパーを擦った日産のリーフに乗ってグラウンドに現れたという記事を読んだことがあるが、そういうことでよいのではないかと思っている(ただ、彼は運転が苦手でマンチェスターシティに来てから4台の高級車をおシャカにしたらしいから、安い車好きという訳でもないようだが。)。
物があふれかえる時代であるが、必要な物だけを購入し、使い切り、物を大事にすることは大切ではないかと思う今日この頃である。