読書日記「百年の孤独」
角川文庫。横溝正史。
小学校の頃、金田一耕助シリーズがテレビドラマで放映されているのを見て、少年探偵団シリーズから横溝正史に移行した。
角川文庫の横溝正史の作品は全て蔵書として持っている。今は絶版となったものもあり、中々全てをそろえるのは難しい。
横溝正史生誕100年記念ということで、絶版となっていた金田一耕助シリーズの何冊かが復刻されるというので、早速購入した。
自宅にも同じ表題の作品はあるが、今更読み返さない上に、昔の文庫は字が小さいので、買い直したいと思ったのである。
これが復刻版の最初の一冊である。
今の科学的捜査の時代には通用しないトリックもあるとは思うが、おどろおどろしく、一流のストーリーテラーである横溝正史の作品はやはり面白い。