在りし日の小次郎
毎年依頼者や事件の関係者に聞かれるのだが、私の事務所はお盆休みはない。
皆、交代で休みを取ることにしている。
理由としては、事務局などがお盆に休みたいとは限らないし、今は新型コロナウイルスの影響で帰省もしづらいとは思うが、お盆はたいてい一番旅費が高いので他の時期の方がいいであろうという考えが一つ。
後は、依頼者の方は逆にお盆が休みだったりするので、お盆の方が打合が入れやすいということが一つ。
また、新規の相談の方や依頼者と全く連絡が取れなくなるのはいかがなものかという考えもある。長期間連絡が取れない時期があるのは依頼者にとってはよろしくないであろうという考えである。
裁判所の夏期休暇は前半と後半に分かれているので、裁判体によってはお盆も普通に裁判が入ることもある。
たいてい、「お盆の時期に入れても大丈夫でしょうか・・・」と裁判官はおずおずと聞いてこられるが、私はいつも「うちはお盆休みはないので、普通に入れてもらって大丈夫です」と回答している。ただ、相手の弁護士がお盆休みで駄目なこともある。
実際にお盆の時期にはけっこう打合や期日が入っていることが多いし、今年は裁判こそ偶々ないのだが、打合例年通りけっこう入っている。
私も夏期休暇はばらけて取る予定である。結局することがなく仕事に来ている可能性もあるが。。。