在りし日の小次郎
起案日がたまに欲しいと思うのは私だけではあるまい。
滅多に起案日を取ることなどできなかったが、期日がWeb会議になるなどして移動がやや減ると、少し起案日に近い日が取れるようにもなってきた。予定が全くない日というのはあまりなかったが、予定が2つ程度だと残りの時間は起案にあてられるのである。
日弁連の公設事務所・法律相談センター委員会の会議も今は情勢からWeb会議のため、東京出張も減ったせいもあるであろう。
起案日は、実はずっと書面を書いているため疲れる。机の上は証拠書類で一杯になる。なので同時に二つの起案はしてはいけない。
一つの起案が煮詰まったら全て机の上を綺麗にして、違う起案をしたり、事務的な報告文書などの作成をしたりするべきである。
ここのところ、一気に訴状を書き上げている。その合間には準備書面や答弁書も書いているが。
チェック中の訴状の中には、2件の死亡事故と1件の高次脳機能障害事案もある。依頼者と打合を重ねて、一つはVersion5くらいになっている。
この夏は起案をたくさんしているが(当社比)、起案する時間がWeb会議のおかげで取れるようになってきたことが大きいかも知れない。