在りし日の小次郎
角川書店。桐野夏生。
全巻読んでいる訳ではないが、桐野夏生の作品も一定程度読んでいる。
桐野夏生の作品を続けて読むと暗い気持ちになるので、ある程度間隔を空けることが必要である。
柔らかな頬は睡眠時間を削って読んだ。
高校時代仲が良かった友人の父が死んだあと、その友人を探す依頼を受け、主人公はカンボジアに旅発つ。
友人はなぜ姿を消したのか?友人の美人姉妹たちもなぜ姿を消したのか?
主人公は友人に会うことができるのか?
読み終えた後、桐野夏生の作品を読んだ後の暗い暗い気持ちになるが、やめられないのが桐野夏生である。