在りし日の小次郎
弁護士になった頃(平成8年)はインターネットも普及していなかった。
事務所を開設した頃(平成14年)にはかなりインターネットも普通のものになり、多くの人が利用するようになっていた。
事務所を開設してすぐにホームページを開設した記憶だが、その頃は法律事務所でホームページがあるところはほとんどなかった記憶である。
今の時代になると、調べ物は大半ネットでするし、ホームページがない法律事務所は少数派となってきているように思われる。
相当お金がかけてネットで集客している事務所もあれば、名刺代わりという事務所もある。
まだホームページが開設されている法律事務所が少数だった時代に、私は早くから交通事故のサイトや離婚サイト、相続サイトも立ち上げていた。それにより新規の依頼者に来てもらおうというつもりよりは、弁護士の知り合いがいない人向けのつもりであった。
特に手もかけていなかったので、ホームページを見て来られる方は少数で、基本的には紹介が多かったし、それは今でも変わりがない。
今は他の法律事務所で多数のホームページがあるし、元々あったホームページが古くさくなっていたのと、色々なサイトを置いているのも管理が大変であったので、少し前に業者(といっても同業者の弁護士もしているが)先般シンプルなホームページ1本に改訂した。
来られる方や相談したいという方への名刺代わりという程度のつもりでホームページを持っている。
飲食店を探す時に検索してホームページがないとがっかりする。
せめて、電話番号、地図、料金や基本的な情報だけでも掲載されているのと、何もないのとでは大違いである。
今の時代にホームページもないのはいかがなものかと思っている(信念でそうしていない人もいるだろうが)。
それは弁護士業界でも同様で、時代的にホームページがないと、依頼者の方もその弁護士の基本的な情報を知りたい時に困られるのではないかと思っている。
なので、ホームページは今の時代にはあった方がいいというのが私の考えである(あくまで個人の考えです)。