在りし日の小次郎
平成14年9月に独立をする時に、懇意にしていた故原健弁護士に「事務所の備品で何か、欲しいものがあったら、お祝いで何でも買ってあげる、自分で選んで、請求書だけを回してくれたらいい」と言ってもらって、お言葉に甘えてかなり高い椅子を買ってもらった(確か値引き前で20万円以上した。)。
あれから19年近い歳月が流れて、何回か修理したが、椅子が限界を迎えているので、購入を検討している。
実は一度新しい椅子を買って、今使っている椅子は来客室で私が座る椅子として使おうとしたのだが、新しい椅子が合わず、新しいものは事務所の他の弁護士にあげて、古いものを使い続けていたが、もう限界のようである。来客用としても使えそうにない。
弁護士は机で書き物やメールを送ったり電話をしたりしている時間が長いので、椅子は大事である。
事務所の椅子は、事務局も含めて、来客室も、そこそこの価格のものを入れてある。
今回は候補の椅子を座らないで買うことの失敗に懲りて、候補の椅子で、貸し出しできるものを持参してもらった。
ところが、これも合わず(椅子としてはかなりいいものだが、こればかりは座らないと分からない。)、結局、今使っている椅子と全く同じ物を購入することで前向きに検討中である。
もうすぐ新しいものに変わる予定であるが、長年私の仕事を支えてもらった今座っている椅子に感謝、感謝である。
もちろん、この椅子を買ってくれた、故原健先生にも感謝、感謝である。
ありがとうございました。