在りし日の小次郎
こじお先生の散歩道の両脇にはつくしがたくさんある。
先日、小さい子どもとその親がつくしを採っていた。
これは食べられるんだよ、などと言って、子どもが食べてみたいなどと言っていた。
おばあちゃんに聞いて食べて見ようといっていた。
おそらくは、私の近所に祖母がおられて、そこに孫を連れて都会から来たのであろう(私の自宅はほどよく田舎である)。
こじお先生の散歩道は、他のたくさんのワンコ達の散歩道でもある。
当然、こじお先生をはじめ、たくさんのワンコたちは両脇の草が生えているところには毎日オシッ○をしている。
そんなところのつくしである。
都会から来たので、そのことを話しようかと思ったが、きっと祖母の方で話をされるであろうと思い、黙って(こじお先生は自分の散歩道は自分の物だと思っているので、縄張りに入るものは、人であろうと自転車であろうと他のワンコであろうと許さないので、カウカウカウと吠えていたが)横を通り過ぎたのであった。
以上です。