在りし日の小次郎
先日、自由と正義を見て、同期同クラスの弁護士が亡くなられていたことを知った。
実務家になってからは、年賀状のやりとりをしていた程度であったが、途中で事務所が変わられた。
闘病されるため、自宅に事務所住所を移しておられたと聞いた。
私よりある程度年齢が上の方で、司法修習が始まった当時23歳であった私など、同期の方からすると相当子どもであったろう。
ひょうひょうとされた雰囲気の方で、信頼ができる雰囲気というか、オーラをまとっていた方であった。
私より年上とはいえ、若すぎる死に言葉が見つからない。
公式の同期会が10年目、20年目とあり、その後は5年きざみとなる(私の25周年はコロナの関係で延期中)。
かつて、先輩弁護士から、「25年目から5年きざみになるのは、亡くなる人も出てくるからやな。20年の次が30年だと、その間に同期で亡くなる人が出てくる。年々寂しくなるもんやで。」と言われていたが、現実のものとなるとは思っていなかった。
私自身も、一般的にいえば人生の折り返し地点はとうに過ぎていることも痛感させられる。
この場を借りて、心からご冥福をお祈りいたします。
どうぞ、安らかにお眠りください。